ホロスコープセッションにおいて
「どんな仕事か向いているのか知りたい」
という相談は、多いです。
そう言う方には、こう問います。
「そもそも今の仕事は、なぜ選びましたか?」
わたしの経験談で言うと
業種や職種は、ある程度自分の意思で決めるものの
「これなら合ってるかな」
くらいの安易な動機で就職しました。
つまり自分にとって苦手意識のある職種は排除して
得意とかできそうとか興味の範囲もざっくりした状態でした。
ですから好きで没頭するという感覚はなく
自分の能力と時間を切り売りして
その代わりに所属の安心感とお給料という対価を得るという概念です。
だけど、与えられた仕事を淡々とこなしても
自分の価値を測るのは、上司の評価とお給料の額。
それらが自分の求めている評価に繋がらないとき
行き所のない悶々とした気分が続いていました。
自分の人生を選択するのは自分の権限なのですが
こちらはこんなに奉仕してるのにわかってもらえないという
外部的な要因に責任転嫁している状態です。
それをどこかで当たり前に思っている自分がいました。
だからその状態に疑問を持って手放すまでにどれだけ躊躇したことか・・・
とはいえ、
わたしは、これまでの人生、ちょっとずつでも自分の興味のある分野にトライしては何度か挫折を経験しました。
経験してみたからわかることだらけです。
でも、まだ自分の才能、魅力、目的という点はぼんやりしていうまく言語化できない自分がいました。
ホロスコープに出会って
自分を見つめるプロセスを踏むことで
自分の軸が見えてきました。
代表的な天体意識の例で見て行くと
どんな生き方を目指すと活き活きするのか?(=太陽)
どんなことをしている時が楽しいのか?(=金星・月)
そして、自分にはどんな能力があってそれを打ち出して行くと強みになるのか?(=水星・火星)
それらを受け入れ
弱いところすら見ないふりをするのではなく磨くと自信に繋がるとわかるので努力できます。(=土星)
やはり
能力の部分(水星・火星)は適職に関係しますが
そこだけに着目して仕事選びをしてしまうと
目的意識や楽しいワクワクが置き去りになりエネルギーが枯渇して行きます。
収入のためだけではなく
そこを越えた
自分が社会に関わることでどんな影響を与えたいか?
どんな貢献をしたいか?
という理想を描くことです。
仕事を頑張る上での大きな希望になるでしょう。
また、
何に喜びを感じるのか
どんなことが好きなのか?という意識は非常に大切です。
灰色に見えていた仕事が(笑・これはわたしの過去の例です)
キラキラと輝いて色んなイロドリが広がります。
そこをしっかりと大切にした上で
能動的に能力を発動するとき
ものすごい力が発揮されるんだと思います。
そのように同じ仕事でも
向かって行く意識やモチベーションは
全く違うんだなぁということを実感しています。
ホロスコープからもこのような仕事に対するヒントが溢れていますので
参考にしてみると良いのではないかと思います。
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