名古屋発・心理西洋占星術師の鈴木眞由美です。
という記事を書きました。
子どもとの相性を見るときに大人同士の相性と違うところは、子どもはこれから様々な天体の欲求を発達させていくつまり「人格形成されて行く」ということです。
占星術では、出生図の10の天体のうち0~7歳は、「月」の欲求が発達する年齢域です。
赤ちゃんが裸で生まれて感情をそのまま全身で表現するように「月」の表す「素の感情」がそのままストレートに現れます。
そして、まだ穢れのない純真無垢の存在である子どもは身近な人や環境の影響をスポンジのように吸収します。
愛情や楽しい思い出も受け取る反面、大人の(~こうあるべき)価値観、葛藤やストレスも無意識に吸収します。
大人のように不必要な影響をかわす術を知らないピュアな存在は影響をそのまま受け取りその記憶は大人になっても子どもの頃の原風景として刻まれて行くのです。
子どもをいじめようとか困らせようとか思って意見を言ったり叱ったりする親はいないと思います。
親は親なりに精いっぱいなのだと思うのです。
でも自分の子どもの頃を振り返ると親からの影響は良くも悪くも長いこと引きずっていて知らず知らずストレスを感じたり呪縛となっていることがあります。
少し占星術の応用の話になります。わたしの出生図の月に海王星と土星が葛藤の影響を与えています。
小さいころはそれを親の影響として受け取っているところがあります。つまり親の意見に振り回されたり抑圧されたりと言う風に感じてしまうということです。
そのように子ども側がどう親の影響をどう受け取るか?という主観性は多大にあると思います。
同じしつけでも素直に受け取ることもあれば抑圧として受け取ることもあるし同じように愛情を注がれていたとしても「癒された」記憶もあれば「もっと甘えたかった。寂しい思いをした」という記憶のこともあれば
「構われすぎて鬱陶しかった」という記憶のこともあるでしょう。
では、子どもは、どんなことで心が満たされて安定するのか?どんなことでストレスを感じるのか?基本にかえって次の記事では月星座別に検証してみたいと思います。
この記事へのコメントはありません。